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(大会資料)共生科学会資料
SDGs持続可能な開発計画とSF国連仙台防災枠組への共生アプローチ
Kyosei approach to Sustainable Development Goals and Sendai Framework for Action
本発表は SDGs国連持続可能な開発計画とSF国連仙台防災枠組への多様なアプローチと、共生に基づいた共生アプローチを論ずるものである。 (以下、SDGs持続可能な開発計画を「SDGs」、SF国連仙台防災枠組を「SF」と略する。)
SDGsとSFは、「 誰一人取り残さない」という共生を基本に置いており、その実施にはいくつかのアプローチが存在するが、ここでは科学技術イノベーションアプローチとソーシャルアプローチを取り上げる。 科学技術イノベーションアプローチとは、科学技術イノベーションを主な手段として優先課題により、主にトップダウンによってこれらの実施をはかるものである。
ソーシャルアプローチとは制度を主な手段として個別課題を、主にボトムアップによってこれらの実施をはかるものである。
日本政府のSDGsアクションプラン2018(1)ではSDGsの推進を「破壊的イノベーションを 通じた「Society 5.0」や「生産性革命」を実現」という科学技術イノベーションアプローチで行っている。
また、経団連はこれを支持し「企業行動憲章」の改定を行い、民間企業のSDGsの科学技術イノベーションアプローチの取組を推進している。日本政府はSFをもとにした仙台防災協力イニシアティブやSIP戦略的イノベーション創造プログラムの「レジリエントな防災・減災機能の強化」などの科学技術イノベーションアプローチを推進している。 自治体については、SFの反映の少ない地方防災会議体制のままソーシャルアプローチを行っている。
SDGsとSFの関係については、SDGsの目標11bの2 「実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組2015-2030に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う」で国連仙台防災枠組と関係を明示している。 また、SFにもとづく日本政府の仙台防災協力イニシアティブでも「持続可能な開発を実現するためには,防災の取組が不可欠である」としている。 ここでは科学技術イノベーションアプローチとソーシャルアプローチとは別の共生に基づいた共生アプローチについて述べたい。
詳細
日本共生科学会第10回横浜関内大会 発表予稿集(ver1.1) P 68-70
https://www.dropbox.com/s/xdtu2lj7m3x9vtw/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%85%B1%E7%94%9F%E7%A7%91%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E7%AC%AC10%E5%9B%9E%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E9%96%A2%E5%86%85%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E7%99%BA%E8%A1%A8%E4%BA%88%E7%A8%BF%E9%9B%861.1.pdf?dl=0
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