SDGs を活用して市民、企業、自治体で地域課題の解決を目指す
未来の学びと持続可能な開発・発展研究会(みがくSD研)
みがくSD研まつり in OSAKA
●主催:未来の学びと持続可能な開発・発展研究会(みがくSD研)
●後援:大阪国際大学・近畿自治体学会
日時 2/23.24
会場 大阪国際大学守口キャンパス1号館 (大阪府守口市藤田町6-21-57)
京阪本線「大和田駅」「萱島駅(西口)」から徒歩8分
(交通アクセスhttps://www.oiu.ac.jp/access/をご参照ください)
【開催趣旨】
2015年9月に、国連本部の「国連持続可能な開発サミット」において、「我々の世界を変革する:持続可能な開発の ための2030 アジェンダ」が全会一致で採択され、持続可能 な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)が 設定されました。 みがくSD研究会では、国連ハイレベル政治フォーラムにおける“ピコ太郎パフォーマンス”によるSDGsの認知度が急激 に高まるずっと以前から、SDGsを活用した市民・企業・自治 体等での地域課題の解決について、ローカルな知を重んじた ローレベル会合を、あるときはノマドカフェで、あるときは立 ち飲みで、あるときはSNS上で熱く議論し、その成果を全国各地 の様々な学会等でゲリラ的に報告するという“野火的活動”として展 開してきました。そして2018年2月にはそれら成果を集約・考察するかたちで、初の年次大会を神戸市にて開催いたしました。 今年は、近畿自治体学会や大阪国際大学の後援も得て、課題解決現場・ 関係者とのリンクということをより一層意識しながら、多くの参加者のみなさんと地域社会の未来を模索・構想し、実践に移していきたいと考えています。 また、各地域課題を自分事として引き受け、協働的な解決に向かわせてくれる
SDGsというツールの可能性・潜在力についても広く共有していくつもりです。 年度末でお忙しいとは思いますが、みなさま万障お繰り合わせのうえ、大阪国際大学まで是非お越しください。お待ちしています!
内容
2/23 (土) 大阪国際大学守口キャンパス1号館
13:00~14:30 (2階211教室)
異分野融合を志向する越境研究者ネットワークによる社会問題解決
“越境のライフストーリーに学ぶ”
●司会進行:村松 陸雄さん(武蔵野大学・みがくSD研共同代表)
●ゲストスピーカー:畑 正夫さん(兵庫県立大学・兵庫県職員)
兵庫県のビジョンづくりに県庁人生の多くを割かれてきた畑さんのライフストーリーから、SDGsと総合計画の接点・連携等について多くの含意を得ることとしたい。
14:45~17:15 (2階216教室)
地域志向型(“地べたの”)PBL<課題解決型学習・教育>を評価する
~大阪国際大学“ひと・まち・であう/つくる”プロジェクトを事例にして~
●司会進行・話題提供者:田中 優さん(大阪国際大学・みがくSD研共同代表) ●コメンテーター:村山 史世さん(麻布大学・神奈川県あざおね社中を主宰) 石井 雅章さん(神田外語大学・前任校である城西大学の休耕地活用プロジェクトを主宰) ●討論者:畑 正夫さん(兵庫県立大学) ●ゲスト:“ひと・まち・であう/つくる”プロジェクト卒業生ほか
地域志向型(“地べたの”)PBLは参加学生にどういった学びをもたらし、もたらせなかったのか?また、学生が入ることで地域にはどういった価値が生み出され、生み出されなかったのか?十年間の歴史を振り返り ながら、忌憚なく諸課題を考察し、今後へ向けた戦略・展望を描いてみたい
17:30~19:30 懇親会
参加費5,000円(申込み要) 1階カフェジャルディーノ 定員 50名
2/24 (日) 大阪国際大学守口キャンパス1号館
9:30~12:00 (2階211教室)
誰も取り残さないために ―地域の貧困問題について考える―
●司会進行:田中 優さん(大阪国際大学・みがくSD研共同代表)
●コメンテーター:藤井 功さん(同志社大学・元京都府宇治市職員) ●話題提供者:小西 紀至さん・木下 寛毅さん(門真市)、井上 祥子さん(八尾市)、 上田 淳子さん(播磨町)
憲法25条に表明されている「健康で文化的で最低限度の生活」とは何か?SDGsの目標1「貧困をなくそう」から、改めてその本質を問うとともに、その解決に向かう自治体職員・組織のあり方などについても議論してみたい。
⚪︎ファシグラをしました。
12:00~13:00 昼食
各自持参または会場周辺のお店を利用

13:00~15:00(2階216教室)
Future Session(フューチャーセッション)でSDGsを語る
●コーディネーター:成松 秀夫さん(関西フューチャーセンター プロジェクトマネージャー)
多様な立場の参加者が、問題を見つめ、自由に対話することから始まるフューチャーセッション。SDGs の課題について、未来に向けた素敵な答えを紡ぎ、一人ひとりのアイデアを実現させる「場=FutureSession」を創ります。
15:10~15:30(2階211教室)
博士論文単著出版“熱湯コマーシャル”<コーヒーブレイク>
●発表者:早川 公さん(仁愛大学)、山口 泰史さん(フィデア総合研究所)

15:40~17:40(2階213教室)
SDGsの自分事化ワークショップ ーSDGsレンズで私と地域の未来を見通すー
●ファシリテーター:石井 雅章さん(神田外語大学)、村山 史世さん(麻布大学)
公務員でも会社員でも大学教員でも、職務を通して現実の課題と向き合い、その解決を模索しながらキャリア を形成していきます。このワークショップでは、参加者がSDGsに関連付けながらライフヒストリーを開示・共 有することで、これから生じる未来の課題解決とキャリア形成のヒントを模索します。
18:00~ エクスカーション 定員 20名
門真市“呑み歩き”エクスカーション(費用負担は各自飲食分)(申込み要)
●コーディネーター:小西 紀至さん(門真市) “呑み屋”地域資源豊富な門真市路地裏界隈を散策し、まちづくり談義を行います。
●申 込 み:こくちーず https://kokucheese.com/event/index/553343/ よりお願いいたします。 締切:2月20日(水)
●お問合先:未来の学びと持続可能な開発・発展研究会(みがくSD研)
共同代表 田中 優(大阪国際大学教授) m-tanaka@oiu.jp
事務局長 村山 史世(武蔵野大学客員准教授・麻布大学講師) fumimura@musashino-u.ac.jp
〒135-8181 東京都江東区有明3-3-3
武蔵野大学 環境研究所気付 みがくSD研事務局 https://sdgspbl.jimdo.com/
【みがくSD研】
異分野融合を志向する越境研究・実践者ネットワーク みがくSD研は、グラノヴェターが指摘した弱い紐帯(Weak ties)の強さと、何でも吸い込んでしまうブ ラックホール的なメンタリティを有した、異なる専門分野(社会学・法学・環境心理学・行政学・教育学等)の実 践的な研究者の分野横断的・越境的研究・実践団体です。みがくSD研はイヴァン・イリイチが提唱するコ ンヴィヴィアリティ(Conviviality)を大事にしており、「共愉」的で「相互依存しながら自立する自由な共 生」を特徴としています。自主研究だけでなく、学会や地域団体、学校、自治体、企業、CSO(NGO・NPO) などのマルチセクターと協働し、研究と実践を行っています。
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