日本計画行政学会大会
持続可能な地域づくり計画の検討: トランジションマネジメントを導入した計画づくりの第一歩
Sustainable Community Planning:The First Step in Planning with Transition Management
11月28日 14:50〜16:40
コーディネーター:畑正夫(兵庫県立大学)
報告者:滝口直樹(武蔵野大学)、村山史世(麻布大学)、石井雅章(神田外語大学)、 長岡素彦(一般社団法人 地域連携プラットフォーム)
地域社会が予測の難しい急激な変化に晒されるなか、これまで地域づくりの指針としての役 割を担ってきた総合計画や個別な計画群は、持続可能な地域を創する計画体系へと移行する ことが求められている。中長期を展望し、創的な未来を切り拓く計画づくりにトランジショ ンマネジメントを取り入れ、戦略的取組を進めるためには、計画の役割や策定・実施プロセス のリフレーミングが不可欠である。本 WS では、持続可能な地域開発の意義、ガバナンスの変 容への対応、アクターネットワークの再編成を通じたシステム変容、デジタルトランスフォー メーションへの適応の各視点から、専門領域が異なる4人の論者に「持続可能」「トランジショ ン」をキーワードに論考を通して、トランジションマネジメントの導入を契機とした新しい計画像について考える。
日本計画行政学会
■日 時:11月27日~28日
■場 所:ネット
https://www.jappm-43rd-meeting.info
大会テーマ
トランジション・マネジメントと計画行政
大会趣旨
人口減少や気候変動、大規模災害の発生可能性など、社会を取り巻く状況の大きな変化が予測されているなかで、個別分野それぞれが対応する従来のアプローチに加えて、これまで社会を構成してきた産業構造、地域構造、雇用構造や、技術体系、社会制度を含めた様々な側面を統合的に再構築していくアプローチが提唱されています。
そこには、これまでの構造や制度、インフラ投資などの過去のストックを効果的に生かそうとする側面と、新たな局面に移行しようとする側面の両者をいかに適切にコントロールしながら、将来の社会へスムースに移行することが求められています。
本大会では、こうした新たな社会システムへの移行管理(トランジション・マネジメント)に計画行政学がどのような形で貢献できるかと考えてみたいと思います。
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